天才ギタリスト ブライアン・セッツァー 雑誌 "天才ギタリスト ブライアン・セッツァー"
ヤングギター誌別冊「天才ギタリスト」シリーズの第4弾。まずこれにビックリ!だってエディー・ヴァン・ヘイレン、ジェフ・ベック、マイケル・シェンカーの次ですよ?ハード・ロック系のイメージが強い同誌に於いては異例のラインナップのように感じますが、ブライアンが「ロカビリー・スター」というだけでなく、「ギター・ヒーロー」として広く認知されていることの証だと嬉しく思います。内容はインタビュー、音源紹介、ファッション考察等に加え、ギター雑誌らしく機材解説や譜例紹介など実に充実しています。そして今回の核となる、80本以上に及ぶ使用ギターの解説は「さすが!」の豊福直明氏。他に"KOOL KATZ"岡勝之氏、ラブ・ミー・テンダー船橋店長等デビュー時からの目撃者・証人が執筆されているのにも感嘆。お値段は少々高め(1,800〜2,000円なら更なる売り上げが期待できるのに・・・?)ですが、ギタリストとしてのブライアンが大好きな人は買って損はないでしょう。
Rockabilly Riot! Vol.1 Brian Setzer "Rockabilly Riot! Vol.1 A Tribute to Sun Records"
ブライン・セッツアーが久々にロカビリーを演ってくれました!「この曲演っちゃいますか!?」という曲もありますが、マニアックさを感じさせないのは何故でしょう?「VOLUME ONE」ってことは続編の予定があるってことですよね?今から期待大!
爆発!ナナハン小僧 The Mackshow "爆発!ナナハン小僧"
ザ・マックショウ、ぴったり1年ぶりの新作には「昭和のロックンロール」が溢れています。キャロル、トラブル、舘ひろしのカヴァーは一般にはマニアックですが、彼らには王道。またオールド・ロックンロールからの引用にはうならされることうけあいです。トミー・マック、バイク・ボーイのリード・ヴォーカルも初披露されています。「全ての永久未成年に捧ぐ!」のコピーは伊達じゃないです。
Tribute to The Crickets The Crickets and Other Buddies "Tribute to The Crickets"
バディー・ホリーのバック・バンドで知られるザ・クリケッツへのトリビュート・アルバム。ソニー・カーティス、ジョー・B・モウルディン、ジェリー・アリソンというオリジナル・メンバーが主役となって繰り広げられる演奏は感動を保証します。大スイセン!
Rumble In Brixton Stray Cats "Rumble In Brixton"
Cats Are Back!ストレイ・キャッツ約10年ぶりのツアーから、イギリスはブリクストン公演を収録。再結成というよりは同窓会的ニュアンスが強いものの「今やりたいからやる」という気持ちが演奏から伝わってきます。新曲となる「Mystery Train Kept-A-Rollin'」も収録。同タイトルのDVDも発売されています。
Right or Left Vavoom! & Masked Les Tros "Right or Left"
帝王MAD3と日本ロカビリー・シーンの雄、Retro Gretionのサイドプロジェクト。Vavoom!ではMAD3の音に女性ボーカルが乗ると、いつもの轟音に「艶」が加わり、さらに魅力的なものになっています。一方Masked Les Trosは奇抜な外見とは打って変わったフォーキーさで、これって癒し系になんのか?
Napalm In The Morning MAD3 "Napalm In The Morning"
MAD3の遅すぎたデビュー・アルバム。これ聴いてると「ジャンルなんてどうでもいい」と思えてくるから不思議です。カッコよきゃいい!それがR&Rでしょ?ちなみにジャケットのEDDIEのルックスは手塚治虫の作品に登場するロックこと間久部六郎に影響されたものらしいです。
ロッケンロー・サミット V.A. "ロッケンロー・サミット(CD+DVD)"
ハッキリ言ってこのコンピはスゴイ。何がスゴイってバンド・曲を知っていようが、知っていまいが違和感なく聴き通せてしまうところ。それに1曲目がバトル・ロッカーズの「セルナンバー8」ですよ。アナタ。これ聴いて「爆裂都市」をまだ見ていない人はぜひ見てほしいと思います。
A Tribute To Batmobile Pt.2 V.A. "A Tribute To Batmobile Pt.2"
オランダ出身、サイコビリーの隆盛に一役買ったBatmobileへのトリビュート第2弾。今回は日本のRadio Frakensteins、スイスのPeacocksなどが注目ですが、一番の話題はなんといってもBatmobile本人達の参加でしょう。2004年には久しぶりの来日公演も行われ、未だ衰えを知らぬその姿に度肝を抜かれたことと思います。
Stompin' At The Klub Foot V.A. "Stompin' At The Klub Foot (DVD)"
ロカビリー・ブームがはかなくも過ぎ去った1980年代後半、更にアンダーグラウンドなサイコビリー・シーンの根城がイギリスに存在した。その名は「Klub Foot」!そこにはヨーロッパ中からサイコスが集結し、レッキンを繰り広げていました。4枚のライブ・アルバムが有名ですが、ビデオも3巻出ていました。その3巻を完全収録!興奮を保証します。