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Eddie & The Hot Rods 「Teenage Depression」 | |
Artist : Eddie & The Hot Rods Album : Teenage Depression (1976) |
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Get Across to You Why Can't It Be? Show Me All I Need Is Money Double Checkin' Woman The Kids Are Alright |
Teenage Depression Horseplay Been So Long Shake On the Run |
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ドクター・フィールグッドと共にパブ・ロック・シーンを代表するバンド、エディー・&ザ・ホット・ロッズが1976年に発表した1stアルバムに収録されている彼らの代表曲。シングルとしても全英35位を記録しています。タイトルは「十代の憂鬱」。いつの時代も若者が感じる抑圧されたフラストレーションを唄い上げています。「ネクタイはしたくねえ。先公もムカつく。俺の前から消えちまえ!」皆さんも感じたことあるでしょう? 何かとオッサンくさいイメージを持たれがちのパブ・ロック・シーンにあって、他のどのバンドよりも若々しく、速く、騒々しく演奏したのが彼らです。メンバーはバリー・マスターズ(Vo)、デイブ・ヒッグス(G)、ポール・グレイ(B)、スティーブ・ニコル(Dr)。初期にはルー・ルイス(Harp)も在籍していました。デビューの時期からパブ・ロックとしてカテゴライズされている彼らですが、この曲の持つメッセージの普遍性と不良性が後のパンク・ロックへの橋渡しの役割を果たした、との評価を得ています。 全英ツアーの前座にセックス・ピストルズを起用したところ、ピストルズがロッズの機材を壊したためにクビにしてしまった、というエピソードがありますが、これなども新旧の世代交代を印象づけるようで、ロッズにとっては実に分の悪いエピソードではあります。またダムドの1stアルバムの裏ジャケットに間違ってロッズのメンバー写真が使われてしまった、ということがあり、ますます「ロッズ=旧世代」のイメージを強くしてしまった感があります。 デビューがもう少し遅ければ「パワー・ポップ」として、また違った評価を得ていたかもしれません。ちなみに「エディー」というのは、初期のステージに登場していた人形だそうです。そういえばアイアン・メイデンのシンボル・キャラクターも「エディー」でしたね。 関連サイト Eddie & The Hot Rods Official Site |