The Knife Feels Like Justice ジャケット

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Brian Setzer 「Three Guys」
Artist : Brian Setzer
Album : The Knife Feels Like Justice (1986)
The Knife Feels Like Justice
Haunted River
Boulevard Of Broken Dreams
Bobby's Back
Radiation Ranch
Chains Around Your Heart
Maria
Three Guys
Aztec
Breath Of LIfe
Barbwire Fence

  我らがブライアン・セッツァーが1986年に発表した初ソロ・アルバムに収録のナンバー。重たい感じの2ビートがネオロカっぽいですし、ギター・ソロもキマっています。タイトルの「Three Guys(スリー・ガイズ)」とは歌詞にも出てきますが、「Father, Son & Holy Ghost(父と子と聖霊)」という意味です。「父」とは「天父」すなわち神で、「子」とは「御子」すなわちイエス・キリストのことです。他にはロッキン・カントリー・ナンバー、「Barbwire Fence(バーブワイアー・フェンス)」がいいですね。ステージでこの曲を演奏する時はベーシスト、ケニー・アーロンソンのスラップ的チョッパーが見ていて刺激的です。

  ストレイ・キャッツ解散後、ジョン・クーガー・メレンキャンプ、ザ・ブラスターズなどを手掛けたドン・ゲーマンをプロデューサーに迎えて製作されたこのアルバムは、大ヒットには至りませんでしたが(全米45位)、新境地の開拓に乗り出した彼の勢いが伝わってきます。バックアップするのはジョン・クーガー・メレンキャンプのバンドのドラマー、ケニー・アロノフ。オールマン・ブラザーズ・バンドで活躍し、後にザ・ローリング・ストーンズをサポートすることになるチャック・リーヴェル(Key)などが顔をそろえています。

  「The Knife Feels Like Justice(刃のジャスティス)」のPVではバンド・メンバー勢揃い!ツアー・メンバーとして参加したEストリート・バンドのマックス・ウェインバーグも出演しています。ソロ時代のブライアンといえば、シェクター社製のハムバッカーがマウントされたテレキャスターモデルがまず思い浮かびますが、「Boulevard Of Bokren Dreams(ブールヴァード・オブ・ブロークン・ドリームス)」のPVでは久々のグレッチ#6120を弾く姿が拝めます。モータウン・ビートが心地よい「Bobby's Back(ボビーズ・バック)」や後にBSOのアルバム「Vavoom!(ヴァヴーム!)」に収録の「Drive Like Lightning (Crash Like Thunder)」にリフがリメイクされた「Radiation Ranch(ラジエーション・ランチ)」など好曲揃いです。またスティーブン・ヴァン・ザントと共作した「Maria(マリア)」は特に好きな1曲です。

  とにかく大好きなアルバムです。無人島に行かされることになって、1枚だけレコードを持って行っていいと言われたら、僕は迷わずこのアルバムを選びます!



関連サイト


Brian Setzer Official Site
Stray Cats Official Site
Stray Cats Fan Site


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