The Best of Louis Jordan ジャケット

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Louis Jordan 「Choo Choo Ch'boogie」
Artist : Louis Jordan
Album : The Best of Louis Jordan (1977)
Choo Choo Ch'Boogie
Let The Good Times Roll
Ain't Nobody Here But Us Chickens
Saturday Night Fish Fry
Beware, Brother, Beware
Caldonia
Knock Me A Kiss
Run Joe
School Days (When We Were Kids)
Blue Light Boogie
Five Guys Named Moe
What's The Use Of Getting Sober
Buzz Me Again
Beans And Corn Bread
Don't Let The Sun Catch You Crying
Somebody Done Changed
            The Lock On My Door
Barnyard Boogie
Early In The Morning
I Want You To Be My Baby
Nobody Knows You
        When You're Down And Out

  ジャンプ・ブルースの洒落男、ルイ・ジョーダンのヒット曲の一つ。軽快なホーンのリフに心躍ります。他にも「Let The Good Times Roll(レット・ザ・グッド・タイムズ・ロール)」をBSOがステージで、「Ain't Nobody Here But Us Chickens(エイント・ノーバディー・ヒア・バット・アス・チキンズ)」をザ・スターゲイザーズが、「Saturday Night Fish Fry(サタデーナイト・フィッシュ・フライ)」をザ・スウィング・キャッツがそれぞれ取り上げています。「Caldonia(カルドニア)」もロカビリアンには人気で、日本のバンドThe Skinnysが取り上げています。

  彼のバンド、ティンパニー・ファイブの繰り出すサウンドは、それまでのラッキー・ミリンダーやライオネル・ハンプトンなどのビッグ・バンド・スウィングに十分対抗し得るもので、「ビッグ・バンドでやっていることを全て盛り込んで、ブルースをジャンプさせた」とルイ本人が語っている通り、編成を簡素化することによってサウンドを濃縮し、ビッグ・バンドにあった制約を取り払った奔放さが人気の秘密だったと思います。

  このあたりは「R.M.Blues(R.M.ブルース)」でお馴染みのロイ・ミルトンに通じる所があると思います。ルイが提示したスモール・コンボという編成が後のR&B〜ファンクへの布石になったと言えなくもないでしょう。

  1939年から約15年間デッカ・レコードに在籍し、その間発表した曲の内R&Bチャートで1位になった曲が17曲!その他のトップ10ヒットがなんと30曲!彼のサウンド、唄、エンターテイナーとしての資質などが渾然一体となってこの成果を生みだしたのでしょう。


関連サイト


Louis Jordan.com (Archive Site)


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