London Calling ジャケット

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The Clash 「Brand New Cadillac」
Artist : The Clash
Album : London Calling (1979)
London Calling
Brand New Cadillac
Jimmy Jazz
Hateful
Rudie Can't Fail
Spanish Bombs
The Right Profile
Lost In the Supermarket
Clampdown
The Guns Of Brixton
Wrong 'Em Boyo
Death Or Glory
Koka Kola
The Card Cheat
Lover's Rock
Four Horsemen
I'm Not Down
Revolution Rock
Train In Vain (Stand By Me)

  ロンドンパンク5大バンドの一つに数えられるクラッシュの、1979年発表の大ヒットしたサードアルバム「London Calling(ロンドン・コーリング)」に収録の、50年代のイギリス人ロックンローラー、ヴィンス・テイラーのカヴァー曲。このヴィンス・テイラーという人は、ジーン・ヴィンセント風のレザー・ジャケットに身を包み、エディ・コクランの曲を歌う、というような人で、プロモ・フィルムなんかを見ると、腰クネクネで爆笑することうけあい!

  ブライアン・セッツアーが「クラッシュのヴァージョンを参考にした」と語っている通り、よく出来ています。BSOのヴァージョンは間奏に「Peter Gunn Theme(ピーター・ガンのテーマ)」を挟み込み、オリジナリティーを出していますね。他にもいろんな人達がカヴァーしていますが、80年代のイギリスのガレージバンド、ザ・ミルクシェイクスがシングルで発表したヴァージョンが個人的には一番気に入っています。

  当時のクラッシュは、意識的にパンクからの脱却を図っており、試行錯誤の末に生み出されたこのアルバムは、まさに「ニュー・ウェイブ」という言葉がピッタリ!エルヴィスのファースト・アルバムを模したジャケットも印象的です。

  ある時一人のパンクスがジョー・ストラマー(Vo)に近寄ってきて、「ウチのばあさんが"Wrong 'Em Boyo"を気に入っちまってるんだ。どうやってばあさんの気に入るような曲を作ったのか教えてくれよ!」と言われたこともあったそうです。

  ジョー・ストラマーは、ジム・ジャームッシュ監督の映画「ミステリー・トレイン」に出演していました。確かエルヴィスとか呼ばれているあんちゃんの役で・・・。そのジョーは2002年12月23日、心臓発作のため他界しています。合掌。


関連サイト


Clash City Rockers (Fan Site)
Career Opportunities (Japanese Fan Site by TAKU)


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