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Bob Dylan 「Subterranean Homesick Blues」 | |
Artist : Bob Dylan Album : Bringing It All Back Home (1965) |
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Subterranean Homesick Blues She Belongs to Me Maggie's Farm Love Minus Zero/No Limit Outlaw Blues On The Road Again Bob Dylan's 115th Dream |
Mr. Tambourine Man Gates Of Eden It's Alright, Ma (I'm Only Bleeding) It's All Over Now, Baby Blue |
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ディランのエレクトリック時代の幕開けを告げる名作アルバム、「Bringing It All Back Home(ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム)」の冒頭を飾るこのナンバー。ドタバタした感じの演奏が時代を感じさせてくれます。ギターにはザ・ポール・バターフィールド・ブルース・バンドで一躍有名になったマイク・ブルームフィールドが参加しています。歌詞も見事に韻を踏んでいて素晴らしいです。しかし、意味があるのかないのか、僕にはよくわかりませんが・・・。 ディランの初イギリスツアーの記録映画「Don't Look Back(ドント・ルック・バック)」で、この曲の歌詞の韻を踏んだ部分をディラン本人が曲に合わせて紙芝居のようにめくっていく、というオープニングシーンは印象的です。また、同アルバムにはザ・バーズがカヴァーして大ヒットした、「Mr. Tambourine Man(ミスター・タンブリン・マン)」も収録されています。 「フォークの神様」、ディランがロック・サウンドを取り入れたのは1965年のこと。ニューポート・フォーク・フェスティバルにエレクトリック・バンドを従えて出演し、「Maggie's Farm(マギーズ・ファーム)」を演奏するやいなや、「ロックなんてガキの聴くもの」というフォーク・ファン達から「裏切り者!」と罵倒され、石を投げつけられ、涙を浮かべて「It's All Over Now, Baby Blue(イッツ・オール・オーヴァー・ナウ・ベイビー・ブルー)」を唄ったという有名な話がありますが、その後彼は多くのロック・ファンの支持を獲得。あの時の決断は間違っていなかったことは誰の目にも明らかです。 最近のディランのコンサートにブライアン・セッツァーが客演。さしものブライアンも御大ディランの前ではいつものようには弾きまくらず、落ち着いたプレイを見せたということです。この模様を収録した(多分ブートの)CDが出回っています。 関連サイト Bob Dylan Official Site |