回数は少ないですが、観客としてライブハウスに行ったり、クラブへ行ったりして、どっぷりアタマの先までロックにつかってとてもいい気持ちになるのですが、それに水をさす輩がいるんです。 ライブを見るためのマナー、って考えたことありますか?マナーというのは「態度、作法」の意味ですが、「おいおい、ロックを楽しむのにマナーなんか必要か?」なんて言う人もいらっしゃることでしょう。お行儀よくいい子ちゃんにしていなさい、という意味では決してありません。僕がここで言いたいのは、人の楽しみを妨げる輩がいる、ということなのですから。 先日、久しぶりに会った友人と行ったバーで、サイコビリー(Batmobileの「Bamboo Land」)がかかっていました。時間も遅くちょっと疲れ気味だったので、会話が少なくなっていた僕達にマスターが一言。「もしかして、サイコビリー嫌い?」一緒にいた友人(女性)は「サイコビリーは好きよ。でもサイコビリーのファンて、なんであんなマナー悪いねん!めっちゃムカつくわ!」 ムッとしたサイコビリー・ファンの方々、彼女は勢いで言ったので許してあげて下さい。でも実際に一部のサイコビリー・ファンのマナーの悪さは、こういった嫌悪の対象になっているのです。有名な「パンチ合戦」はある意味「儀式」ですので関係ない者は傍観していればいいのですが、わざと肩を当てて歩いていったり、ナイフをちらつかせたり、ということがあるようです。これはあくまで一部の人によるもの。全てのサイコビリー・ファンがこうだ、なんて決して思わないで下さいね。 酒飲んで暴れる奴や、ケンカする奴。当人は自分の思い通りにやってるんだから、そりゃ気持ちいいでしょう。でもね、他の人に迷惑をかけるのだけはやめて下さい。 多くの人はロックに「自由」を求めているのでしょうか?じゃ、「自由」って何ですか?何でも好きなように振る舞うことですか?あらゆる束縛から解放されることですか?僕は「それは違う」と言いましょう。「自由」には「責任」が必要である、ということをよく理解しなければなりません。この問題は大変深く、「モラル、常識」の問題になるので、これ以上は語りませんが、みんな楽しくなりたいんでしょ?HAPPYはみんなで作り上げるものです。自分のことだけでなく、他の人の事を考えて行動する時に、そこは「HAPPY HOUSE」になるのです。 |
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